Ads by Google
サンプルムービー見られます
スポンサー広告
│--/--/--(--)--:--
オリジナルの官能小説です。 男女ともに楽しめる作品を目指します。
サンプルムービー見られます
スポンサー広告
│--/--/--(--)--:--
ぐったりと横たわる少女の方を向きもせず、衣服を身に着けた。
一度だけ少女の方に振り返る。
周囲を取り巻いていた赤い炎はやはり消え失せ、少女は遠くを虚ろに見つめている。
俺は向き直ると、そのまま部屋を後にした。
夜の街は深夜に差し掛かっていたが、土曜の夜の繁華街は明るく、人々は活気をみなぎらせている。
昼夜の分かりづらい街並みを、人の間を掻き分けながら歩く。
何人かと肩がぶつかり、背後から怒号が聞こえたが、身体も脳も反応しなかった。
喧騒が遥か遠くに感じられる。
心の中にぽっかりと空洞が出来たかのようだ。
身体から魂が抜け、どこかへ彷徨い、漂う。
脳の働きが消え、無意識のまま身体がどこかへ運ばれていく。
世界が真っ白に染まっていった…。
けれど、目が覚めた時は、いつものように自分の部屋の、自分のベッドの上だった。
昨日の服装のまま寝てしまったようで、身体が硬く感じる。
携帯電話を開き、今が日曜日の午前9時であることと、メールが来ていないことを確認する。
服を脱ぎ捨て、シャワーのバルブを捻ると、まだ冷たい水の中に身体を投げ込んだ。
頭の中は少しずつ晴れていったが、不思議と昨日会った少女の顔は思い出すことさえ出来なかった。
「おはよう。 あら? 北里さんメイク変えた?」
翌日、月曜日の朝、中野英子からの何気ない一言が聞こえた。
「おはようございます、課長。 ちょっとイメージチェンジです。 ヘンですか?」
「うーん。 いいんじゃない? 少し大人っぽい印象になるわね」
「お店の人が勧めてくれて。 私、童顔だからって」
会話をそれとなく聞きながら、二人の方をちらりと覗く。
確かにエリはいつもより色の濃い口紅を引いているように思える。
だが、それ以上に俺は自分の目を疑った。
心臓がドクリと跳ね上がり、脳内の血液が引いていく。
数回瞬きをした後、よく瞳を凝らして見つめたが、気のせいではなかった。
彼女の、エリの身体から、うっすらと小さな赤い炎が昇っていた。
思い返せばこの時異変は始まっていた…。
サンプルムービー見られます
小説
| コメント(0) | トラックバック(0)
│2008/11/02(日)20:00
« | HOME | »
管理人名:むぎ









M アイドル姉妹